木野 親之著
―この時代をいかに乗り切るか―
12月8日 「泥棒も三分の利」
幸之助は叱り方の名人でした。
時には、顔を真っ赤にして烈火の如く叱っていましたが、
人間を叱ったりものごとを叱ったりしません。
「君のこのやり方は、松下経営理念に沿ってない。
経営理念に沿って仕事をして、
初めて仕事というんや。
君は仕事してへんやないか」
相手を叱るとき、泥棒も三分の理があると心がけ、
心の中で許しながら叱っていました。
幸之助翁の心の広さ優しさを感じる文面です。
相手を事業のパートナーとして認め、
成長を願った指導を心がけたいです。
感謝