木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月27日 「お得意先に教えてもらった」
幸之助は、創業当初、自ら商品を研究・開発し、
自ら製造し、自ら販売にあたっていました。
「木野君、商売とはうまく出来てるで。僕は電気のことはまったく素人だったので、
コレ、なんぼで売ったらいいのでしょうか。
問屋さんのご主人や番頭さんに教えてもらって、商売してきたんや。
その時、商売のコツを会得したのは、君、真実を訴えるということやったで」
これが、松下電器の当初の商法でありました。
そして、この真実を訴えるという考え方が、経営の神様を創ったのです。
お客様から教わり、より良く成長します。
感謝