木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
11月16日 「責任者の意識を持て」
責任者とは、被害者意識の対極にあるものです。
幸之助はすべては自分に責任があると考える人でした。
まず自らの心に問うて、他人のせいにしているところが
ないかを考えることが大切です。
如何なる事態に立ち至っても責任を引き受け、むしろ
それを活力の源とする、強い意志が責任を果たすことと
なるのです。
「君、被害者意識は自分をだめにする」
私の心を見透かしたように言われたことがあります。