木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月17日 「誠実こそ人を動かす」
心を尽くして行えば、どんな道も必ず開けるものです。
「人間に必要なのは、木野君、争う心ではなく、罪に対して戦う心なのだよ。
そして、自分に『妥協しない心』だ」
と幸之助は諭してくれました。
仏典に
「毎日作是念」
という言葉があります。
「常に何を考え、一念をどこに定めているか」
「そこに一切の勝利がある」
と幸之助は謙虚でした。
誠実こそ人を動かし、心を開かせるものです。