『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
1月27日 「経営のコツ、ここなりと気づいた価値は、百万両」
昭和八年五月、三八歳の時、自主責任の経営を進めるため、
日本で初めての事業部制に踏み切った松下幸之助は、
さらに翌九年の元旦に、従業員への新年のお年玉として、
この言葉を贈りました。
それは、企業経営の根幹は、いつに従業員の創意工夫にあることと、
従業員一人ひとりが経営意識をもって、
仕事に取り組むことの大事さを教えたもので、
永遠に変わらない松下の基本的な考え方の一つとなっています。