木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月7日 「善循環の発想を」
幸之助は、「不況なお良し」と、不況の時に大きく飛躍し
ています。「不況は自分の心の内にあり、外側の環境に
はないのだ」と、教えられました。
この時代を悲観的に解釈すれば、経済の動きに一喜一
憂せざるを得ません。多くの人が自信をなくしていますが、
私は幸之助の教えこそ今の世の中を救うとさえ思ってい
る一人です。
すべては生成発展という善循環の始まりの発想を持つべ
きでしょう