木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月21日 「道場が必要である」
「生きた経営を自得するには、道場が必要である。
その道場が会社であり、商店であり、社会である」
この考え方が幸之助の一生を貫いています。
謙虚な心さえあれば、自分の周囲にあるもの、
いる人すべてがわが心の鏡、
自分が今日一日やったことが、成功か失敗か、
決して平穏無事な一日ではなかったはずだと気がつきます。
自分の振る舞いの正邪が、そこにありのまま、
映し出されてくるものです。