木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月29日 「マーケットは自ら創り出すもの」
「本当の経営は、すでにマーケットがあって、
それから真実をもぎ取るような、そんなものではない」
と、幸之助はいつも厳しく叱っていました。
マーケットは与えられるものでもなく、奪い合うものでもない。
未開の原野を切り拓くものです。そこに成功の扉が待っているのです。
田を耕し、肥料を入れて、手を入れて、
初めてマーケットは出来上がるのです。