『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―

2月1日 「考えても『答えの出ないこと』がある」

 考えて、考えて、考え疲れていつも間にか、
 うとうとして眠ってしまうことがある。
 目が覚めても答えが出ない。そんな時、頭で考えるのをやめて、
 今与えられている仕事に没頭して夢中になっている時に、
 ふと、どこからか答えが出てくることがある。
 日頃の勉強(知識)と情報が知恵となって答えを出してくれるのです。
 幸之助は、
「これが人間の一念の妙味だと思う」
 と言って笑顔を浮かべていました。