木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月2日 「仕事がうまくいかない時」
死んでしまいたいと思うほど、仕事がうまくいかない時があります。
こんな時は、何をやってもうまくいかないとあきらめてしまう。
幸之助は「そのあきらめが失敗者をつくるのだ」と言っています。
何か事をなそうと決意すると、それをさせまいとする働き(魔)が出
てくるのです。また、悪い魔が出てきたと腹を決めて、前向きに真
正面から、四つに取り組んでいけば、自然と強い一念がおこってき
て必ず良い答えが出るものです。