『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版

『吉田松陰一日一言』

―魂を鼓舞する感奮語録―

「松下陋村と雖も」 しょうかろうそんといえども

※松下陋村と雖も、誓つて神国の幹とならん。  安政5年12月冬「村塾の壁に留題す」

【訳】

松本村はひなびた一寒村ではあるが、必ずや日本国の骨幹となろう。

※松陰の生まれ育ったふるさと松本村。ちなみに、松下村塾とは、「松下=まつもと」で、松本村の塾という意味といわれる。