川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月27日 「千磨して」
平生志す所あり、鉱璞肯へて自ら捐てんや。千磨して玉彌々瑩かに、百錬して鉄転た堅し。 安政2年9月7日「感を書す」
【訳】
日ごろから、心に期する所がある。私の志は、掘り出したままの粗金や、まだ磨いてもない玉と一緒で、(まだ果たしていないからといって)どうして自分から捨てよう
か。捨てはしない。千回磨くことによって、玉は名玉となり、百回鍛錬をすることによって、鉄は更にかたくなるのであるから。(志も同様である。)
●何度も何度も強く思わないといけないのですね。。