『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版

『吉田松陰一日一言』

―魂を鼓舞する感奮語録―

9月30日 「疾しからざるにあり」

英雄自ら時措の宜しきあり。要は内に省みて疾しからざるにあり。  安政6年10月25日「留魂録」

【訳】

英雄といっても、その折々のあるべき振る舞いというものがある。大切なことは、心中を顧みて、やましい所がないということである。

常に善なりか。私心を取り去り、世に貢献できますように努めます。