『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月16日 「是非の心、人各々之れあり」

是非の心、人各々之れあり、何ぞ必ずしも人の異を強ひて之れを己れに同じうせんや。  
安政6年3月19日「要駕策主意 上」

【訳】

何が正しく、何がまちがっているかという心は、人たるもの、誰もが皆それぞれもっている。
どうして、人がちょっと違う意見をもっているからといって、これを強制して、自分と同じにする必要があろうか。
ありはしない。

●「受容する心が大事」と、尊敬する方は日頃から話されています。

自分の意見と違う人々の意見を取りえれられる大きな器になりたいです。
また人々の個性を尊重し長所を伸ばせられれば素晴らしいですね。