『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月18日 「吾れの位と為せる所は」 

吾れの位と為せる所は、身を処するに仁を以てし、志を練るに義を以てし、
治には以て国の干城となり、乱には以て君の爪牙となる、其れ是れのみ。 
 弘化4年「※平田先生に与ふる書」

【訳】

私が今、心に期しているのは、人に対しては、慈しみや思いやりの気持ちを持ち、
志を鍛えるにあたっては、人間の踏み行うべき正しい道をもって行うことである。
また、平時のは殿の御楯となり、外国の侮りを防ぎ、国内を治め、
戦時には殿の牙となり爪となってお守りすること、これだけである。

※長州藩士 平田新右衛門。少年時の漢文学の師

今の時代にしてあてはめますと
会社の幹部としての心得ですね。
末本としまして
人に対しては、慈しみや思いやりの気持ちを持ち、
志を鍛えるにあたっては、人間の踏み行うべき正しい道をもって行うことである。
を心がけます。