川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
10月20日 「親思ふこころにまさる」
※親思ふこころにまさる親ごころけふの音づれ何ときくらん
安政6年10月20日「父叔兄あて書翰」
【訳】
父母のことを心配している私の心より、私を心配してくださる父母の心の方がはるかにまさっている。
今日の便り(私の刑死確定の知らせ)をどんな思いでお聞きになるであろうか。
※安政6年(1859)のこの日、松陰が父 杉百合之助、
叔父 玉木文之進、兄 杉梅太郎へ送った永訣の書の一節である。
松陰先生は死期の間際にてのこの思い・・・・
深く考えされますね。
父 母の思いに応えるべく努めます。