川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
11月21日 「英雄男児忘るべからざる事」
「人にして不仁なる、之れを疾むこと已甚しければ、乱するなり」。是の言、英雄男児忘れるべからざる事。
安政2年7月17日「※久保清太郎あての書翰」
【訳】
「不仁、慈しみの心のない人を甚だしく憎むと、その人は必ず乱をおこす」。この言葉、英雄たる男児は、忘れてはいけないことである。
※ 長州藩士 久保清太郎。玉木文之進主宰の松下村塾以来の友人。後、松陰主宰の松下村塾を助け、また、同志として活躍をした。
人の恨みを買わぬ事ですね