木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
11月18日 「しなやかに毅(つよ)く生きる」
幸之助の人生を見ていると節目節目をとても大切にしていました。
それは初心を忘れてはいけないと思っていたからです。
仕事を見直し、生活を見直し、自分を見直し、絶えず自分の信念
を強化していきました。
それはちょうど節を持った竹のようにしなやかな毅(つよ)さを養う
ようなものだったのです。
節目が大事とよく言われますが、幸之助は、一つ一つの事柄を
きちんと片づけて、次に再び挑んでいったのです。