『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

12月16日 「畏るべきかな書や」

読書最も能く人を移す。畏るべきかな書や。 
 安政6年4月14日「※野村和作あての書翰」

【訳】

読書というものは、最もよく人の心をかえるものである。書というものは、何と恐るべきものだな。

※野村和作。入江杉蔵の実弟であり、松陰の高弟。後の子爵野村靖。