シーラーとプライマー 下地材の違い

■シーラーとプライマー 下地材の違い

塗装下地材には、

バインダー
サーフェーサー
プライマー+サーフェーサーの
プラサフ
プライマー
シーラー
などがあります。

バインダーは「結合する」という意味で、吸い込みのない素地に対して上に塗る塗料を密着させるための下塗塗料。

サーフェーサーは、下地を整える機能を持った下塗り塗料を指す場合が多く、素地に直接塗付することを前提にしたタイプのものが「プラサフ」です。

一概に同じでは無く、塗装するモノによって下地材が変ってきます

シーラーは「塞ぐ」と意味で、密着性向上と吸い込み止めのため,表面に膜を作るというよりは素地に吸い込ませるタイプのものを指す塗料に言います。
主にモルタルなどの下地塗料に使われています。
Sealer本来の塗布目的はカビ、水漏れ痕、板材の滲みとか節後から滲み出してくるレジン(松脂)、コンクリートのステイン(錆や水垢痕、、)プライマーを塗布する前にステインが表面に出てくるのを停止させたり。塗装表面を滑らかにさせる作用なども含まれます。

Primerは素材と塗料の密着性を最高に引き出す役目があります。
また、プライマーは「初め」の意味で、素地に直接塗付する塗料です。
金属部塗装の場合は「サビ止め塗料」になります。

次にプライマーシーラーとかシーラントプライマーという呼び名で使用してるのは手間を省くため複合液を混入させた下塗り液です。
塗布出来るしカビをも寄せ付けにくく発生しにくい
下地材です。