外壁塗装の必要性

外壁塗装の必要性

外壁塗装計画についてお話しする前に、そもそもなぜ新築時に外壁を塗装で仕上げるのでしょうか?
モルタル(※)のままだと、見栄えが良くないから?

 確かに、見栄えの点で塗装を行うのは大きな理由のひとつです。今日では、様々な種類の塗料・工法があり、その仕上げも細かいニーズに合わせてデザイン的に富んだものもございます。

 本来の外壁塗装の一番の理由は、外壁に防水機能を持たせるためです。モルタルだけでは防水性は全くありません。そこで、表面に外壁塗装を施し、この塗膜が雨水等から建物を守るのです。

  そして、建物は、強烈な紫外線や水分・酸性雨、大気汚染物質、地震や台風の振動等の影響をたえず受け続けます。経年とともに、塗膜は劣化・粉化してきま す。汚れが付着し、見栄えが悪くなってきます。外壁自体もワレが出てきて、鉄部の錆び木部の腐食が発生し、放置すれば建物内部への湿気、水分が浸入し、構 造部分(木柱、鉄骨、鉄筋)の老朽化を促進していきます。

そこで、外装リフォーム(ひび割れ等の補修・外壁の塗り替え)が必要になってくるのです。

外壁リフォームにより、新築時の外観の復元、そして定期的に行うことにより、建物のライフサイクルを延ばすことができるだけではなく、外壁塗装を行う事により住宅の資産価値を維持し高めることもできるのです。